診療セオリー
当院ではうつ病・躁うつ病や統合失調症および非定型精神病などの内因性精神疾患、アルツハイマー病などの認知症や神経症圏内にある以下の精神疾患を取り扱います。
- 不安障害(社会不安障害)
- パニック障害
- 強迫性障害
- 心的外傷後ストレス障害(PTSD)、適応障害
- 解離性障害
- 身体表現性障害(ヒステリー)
- 摂食障害
- 睡眠障害
- 月経前症候群(PMS)、更年期障害の精神症状
- 産後うつ・産後神経症
- ギャンブル依存症
- アスペルガー症候群や高機能自閉症などの
自閉症スペクトラム障害(ASD)
(以前は広汎性発達障害と呼ばれました) - 多動性障害(ADHD)
- チック症
脳はブラックボックスのようなものです。ほとんどの精神疾患は病態が明らかになっていません。このように原因が明確になっていない病状に対しては、一般的に操作的診断法が用いられます。
このため精神科医によって診断が異なったり、一人の患者さんに複数の病名がつけられて多種薬剤が処方され、しかも十分な効果が得られないことが起こり得ます。
当院では操作的診断法にこだわることなく、精神症状の根幹に潜んでいる本質的な病態に着目し、必要最小限の投薬を行いつつ患者様との対話により徐々に処方を絞っていく治療を行います。
この方法により、最終的には患者様の復学・復職をバックアップすることが当院のセオリーとなります。